- 「山の中に入るのでガソリンが心配」
- 「ハンターカブにリザーブタンク(予備タンク)をつけたい」
- 「CT110の丸いサブタンクが売ってない」
今回はCT125ハンターカブに装着するガソリン携行缶とボトルホルダーを比較して、おすすめの組み合わせを決めたので参考になれば幸いです。
ついでに、CT125ハンターカブのガソリン満タン時の走行距離や給油ランプ点灯後の残量についても。
※CT125ハンターカブには、キャブ車の頃のように、リザーブタンク、予備タンク、燃料コックなどは無いです。
CT125ハンターカブのガソリン携行缶&ボトルケース比較
調べる前、「CT125ハンターカブ用のガソリン携行缶とかめっちゃ色んなメーカーが出してるんだろうな~」と思っていたんですが、意外にも全然発売されていませんでした。
現在販売されているガソリン携行缶の中で「ハンターカブにポン付けできそうなもの」を中心にピックアップします。
CT125ハンターカブ ガソリン携行缶の選び方
CT125ハンターカブにガソリン携行缶を付けたいと思った場合、基本的には「ガソリン携行缶」と「ボトルケース」を別で買うのがてっとり早いようです。
そこで本記事では、ユーザーの多い定番のガソリン携行缶と、ボトルケースを中心にご紹介します。すべて、ガソリンを運べる消防法適合品(UN規格取得品)です。
ボトル | 容量 | サイズ | 値段 |
---|---|---|---|
①X-EUROPE | 1L | φ95xH195mm | 約2,500円 |
②Emerson | 1L | φ80xH246mm | 約2,400円 |
③Meltec | 1L | φ80xH245mm | 約2,600円 |
④Garage Zero | 1L | φ90xH198mm | 約2,000円 |
ケース | サイズ | 値段 |
---|---|---|
ENDURANCE | φ103xH220mm | 約10,500円 |
DEGNER | φ94xH225mm | 約12,000円 |
ENDURISTAN | φ90xH200mm | 約2,500円 |
注意すべきはケース/ホルダーのサイズです。サイズ的に入らないものがあります。以下の組み合わせで使用できます。
ケース | 使用可能なボトル |
---|---|
ENDURANCE | ① ④ |
DEGNER | ① ④ |
ENDURISTAN | ② ③ |
CT125 ガソリン携行缶&ホルダーのオススメ
個人的な好みで選ぶのであれば以下の組み合わせです。ボトルはケースに関わらずクロスヨーロッパを選びます。
素材、作りがしっかりしていて、色もいい感じ。重厚感があります。
商品特徴
・ガソリンスタンドで給油可能な消防法適合品
・携帯に便利なボトルタイプ
・安全性、信頼性、収納性抜群
・使いやすさを考慮したユーザーにやさしいデザイン
・サビに強いステンレスキャップ採用
・接続箇所を中心にする事により、更なる強度UP!
引用元:岡田商事株式会社
場所をとってもいい、据え置きOKならエンデュランス
場所をとるホルダーでもOKなのであればエンデュランスのボトルホルダーを選びます。
X-EUROPE | 約2,500円 |
---|---|
ENDURANCE | 約10,500円 |
合計金額 | 約13,000円 |
取り外しできて安いものがいい場合はエンデュリスタン
取り外し前提、コストを抑えたいならエンデュリスタンを選びます。
X-EUROPE | 約2,500円 |
---|---|
ENDURANCE | 約2,500円 |
合計金額 | 約5,000円 |
ガソリン携行缶ピックアップ
まずはガソリン携行缶を4種類ピックアップしました。すべて容量は1Lです。
端的に言うと色とデザインの好みで選んでいいと思います。どれもレビューは悪くないので。
X-EUROPE(クロスヨーロッパ) ガソリン携行缶 BT-1000
価格 | 約2,500円 |
---|---|
容量 | 1L |
サイズ | φ95xH195mm |
重量 | 310g |
素材 | 電気亜鉛メッキ鋼板 |
Amazonレビュー | 4.3 / 5(467件) |
ガソリン携行缶としては定番中の定番であるX-EUROPE(クロスヨーロッパ) ガソリン携行缶。
使用している人も多く、レビュー的にも安定感があります。他のボトルはアルミですが、クロスヨーロッパはガッチリした素材です。
容量は1L。CT125ハンターカブの実燃費が45~50km/Lという点を考えると、1Lあればかなり安心です。
不良中年SGM.さんがクロスカブに取り付けしたX-EUROPE(クロスヨーロッパ) ガソリン携行缶 BT-1000のレビューをしてくださっています。
動画引用元:youtube「X-EUROPE BT-1000 ガソリン 携行缶 の実際の給油」
不良中年SGM.さんのボトルケースはエンデュランスのようですね。
Emerson(エマーソン) ガソリン携行缶 EM-134
価格 | 約2,400円 |
---|---|
容量 | 1L |
サイズ | φ80xH246mm |
重量 | 150g |
素材 | アルミ |
Amazonレビュー | 4.2 / 5(756件) |
赤いCT125ハンターカブに合わせるならエマーソンのガソリン携行缶の方がしっくりくるかもしれません。
アルミ素材なので、軽量な点もポイントです。
動画引用元:youtube「【緊急用】エマーソン ガソリン携行缶 1000cc EM-134 アルミボトル」
Meltec(メルテック) ガソリン携行缶 FK-06
価格 | 約2,600円 |
---|---|
容量 | 1L |
サイズ | φ80xH245mm |
重量 | 165g |
素材 | アルミ |
Amazonレビュー | 4.2 / 5(1,199件) |
シルバーのボトルが欲しい場合はMeltec(メルテック) ガソリン携行缶です。
エマーソンとスペックが似ていますね。レッドのボトルは、今は販売されてないのかも?
600ccタイプのレビューですが、使い勝手をわかりやすく説明してくださっています。
動画引用元:youtube「マピリのモトブログ メルテック ガソリン携行缶 (meltec」
Garage Zero(ガレージゼロ) ガソリン携行缶 GZKK74
価格 | 約2,000円 |
---|---|
容量 | 1L |
サイズ | φ90xH198mm |
重量 | 不明 |
素材 | スチール |
Amazonレビュー | 4.2 / 5(43件) |
緑(グリーン)のタンクが欲しい場合はガレージゼロ(ヒロバゼロ)のガソリン携行缶を選びましょう。
スチール素材なのでちょっと重そうなのがネックですが、価格は最も安いです。
サファリグリーンと相性が良さそうですね。
ボトルホルダーをピックアップ
ボトルホルダーを3種類ピックアップ。それぞれ収納できるボトルサイズが異なります。
ENDURANCE(エンデュランス) ボトルケース/ホルダー
価格 | 約20,000円 |
---|---|
サイズ | φ103xH220mm |
最大積載量 | 1.5kg |
素材 | ステンレス |
Amazonレビュー | 無し |
ハードタイプ、金属製のボトルケース/ホルダーを購入するならENDURANCE(エンデュランス)一択といっても過言ではありません。
非常にかっこいいというメリットはありますが、気軽に取り外ししにくい、場所を選べないなどのデメリットもあります。
DEGNER(デグナー) 本革 ガソリン携行缶ホルダー DH-5
価格 | 約12,000円 |
---|---|
サイズ | φ94xH225mm |
最大積載量 | なし |
素材 | 本皮 |
Amazonレビュー | 4.2 / 5(13件) |
アメリカン乗りの人に人気のガソリン携行缶ホルダーです。ブラックはクロコ型押し、ブラウンはヌメ革になっています。
直径がφ95のクロスヨーロッパ ガソリン携行缶 BT-1000には確実に対応しています。
高さがあまりないので、今回紹介したボトルの中でクロスヨーロッパ以外で対応しているのはGarage Zeroだけですね。
ENDURISTAN(エンデュリスタン) ボトルホルスター
価格 | 約2,500円 |
---|---|
サイズ | φ90xH200mm |
最大積載量 | なし |
素材 | ナイロン? |
Amazonレビュー | 4.3 / 5(53件) |
エンデュリスタンのボトルホルスターは工夫次第で様々な場所に取り付けられそうです。
高さは最大320mmまで対応ですが、Φは90で伸縮性無しなので、クロスヨーロッパは入らない、ガレージゼロも厳しい可能性があります。
エマーソンとメルテックは入ります。
CT125ハンターカブに似合うけど問題のあるガソリン携行缶
CT125ハンターカブにつけている人がいるけど、色々と難点があるガソリン携行缶を2種類紹介。
CT110用のサブタンク
上記はサブタンクじゃなく「サブタンクサポート」なのでご注意ください。
CT110用の軍隊の水筒を思わせるサブタンクは非常に魅力的ですが、すでに絶版となっており、ほとんど流通していないため、かなりのプレミア価格がついています。
10万円を超える価格でヤフオクなどに出品されている場合も。購入は現実的じゃないですね。
sonic-crafty(ソニッククラフィティ) サブタンクキット
こちらの問題点は「燃料用ガソリンを運べない」ことです。
ソニッククラフィティのサブタンクキットは、現状Amazon・楽天・yahoo・webikeなどで販売されているガソリン携行缶の中で、唯一(?)CT125ハンターカブ専用として販売されているタンクです。
専用ステーが付いており※1、タンク自体はHDPE(ポリエチレン)素材。
ソニッククラフィティ サブタンクキットのタンクは、1829年創業huners dorff(ヒューナースドルフ)社のタンクなので、そこらへんの安いポリタンクとは異なるようです。
【huners dorffヒューナースドルフとは】
1829年に創業したヒューナースドルフはHDPE 素材で注ぎ口などにこだわった燃料用キャニスターを製造。
・2003年にはヨーロッパシェア1位の実績を獲得
・危険物運搬用として国連(UN)にも認証済
・最高水準の安全性と信頼性を誇る商品です。
引用元:Webike楽天市場店
※1ステーがついているものの、別途「スペシャルパーツ武川(タケガワ) ヘルメットホルダー 09-11-0424」を取り付ける必要があるとのこと。
ソニッククラフィティ サブタンクキットではガソリンは運べない
商品紹介コメントに以下の記載があるので、バイクの燃料用ガソリンは運べないと考えたほうが良さそうです。
※日本では、ガソリンは消防法の規定により鉱材以外の燃料タンクで車輌を使用しての運搬は認められておりません。
(ホワイトガソリン・軽油は10Lまで可能)
ランタンに使うホワイトガソリンは運搬可能とのこと。
CT125ハンターカブの最大走行距離/渡航距離
CT125ハンターカブの燃費は、運転・道・重量によって異なり、だいたい45~60km/1Lぐらいです。
満タンが5.4Lなので、CT125ハンターカブの最大走行距離/渡航距離は243km~324kmとなります。
CT125ハンターカブの給油ランプ点灯後の残量
CT125ハンターカブの給油ランプ点灯後のガソリン残量はカタログ値で1.1Lです。約1Lと考えておきましょう。
残量1Lと考えると給油ランプ点灯した後に走れる距離は45~60kmとなるので、本当の山奥やド田舎の場合は少し心配ですね。
そういった道を走る際は1Lのガソリン携行缶があれば、ランプ点灯後も90~120km走行可能となるので、安心です。
CT125にリザーブタンクは無い
CT125ハンターカブには、キャブ車の頃のように、リザーブタンク、予備タンク、燃料コックなどはありません。
まとめ「山奥、ど田舎に行くならガソリン携行缶があるほうが安心」
CT125ハンターカブは燃費が良いバイクなので、そこまで燃料を心配する必要はありません。
しかし、山奥やど田舎をたっぷり走る場合は、ちょっと不安な場面もあるかもしれないので、そういった場所を走る場合はガソリン携行缶を検討しましょう。
ガソリン携行缶&ボトルホルダー、個人的におすすめの組み合わせはこちらです。
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